TOEIC Part5 瞬殺の思考法 Vol.003

こんにちは、瑛太郎です!

この瞬殺の思考法シリーズでは、TOEIC Part5を最速で回答するために、僕がどのような基準で解答しているのかを紹介しています。今回も、例題をひとつ取り上げていきます。

あくまでも「私だったらこう考える」といった個人的視点ではありますが、ひとつの考え方として参考になれば嬉しいです。

さて、今回の例題はこちら↓まずはご自身で考えてみてください。
TG Corporation’s success over the years is based _____ on its reputation for high product quality and service levels.
(A) large
(B) largely
(C) larger
(D) largeness

解答が決まったら下へスクロールしてください。解説を始めていきましょう

正答は(B)ですね。今回の例題はとても簡単です。なので2秒で即答しましょう。この手のラッキー問題を、ひとつひとつ自信を持って瞬殺することがスコアアップに繋がります。

それでは思考法をどうぞ。

瞬殺の思考法 Vol. 003

TG Corporation’s success over the years is based _____ on its reputation for high product quality and service levels.
(A) large
(B) largely
(C) larger
(D) largeness

まず、TGからyearsまでを読んで、次にisを目にした瞬間に、yearsまでが主語のかたまりであることを認識。

で、主語 is based — onとなっているので、ここには副詞が来ることが決まっているので(B)のlargelyを選択する。以上、解答おしまい。

で、もう少し説明していくと、is basedは受動態なので、直後に名詞は置けません。なので(D)は即切り。

また、ここには形容詞も置けません。なぜなら直前に動詞(based)、直後には副詞(on)が来ているからです。ここに形容詞を置くためには、非装飾語となる名詞が必要となります。名詞はありませんので、(A)と(C)も即切りします。

したがって(B)に決まります。

ところで、(C)のlargerをもう少し検討してみます。largerは比較級なのに、あとからthan+名詞が出てきません。そうなると、何と比較しているのか分からないので、意味不明の文章になってしまいます。なので(C)はやっぱり正答ではありません。

TG Corporation’s success over the years is based _____ on its reputation for high product quality and service levels.
(A) large
(B) largely
(C) larger
(D) largeness

思考のおかわり

もう一つ、この例題には考察したいことがあります。受動態の副詞の位置が気になりませんか?

「受動態の副詞は、be動詞の直後に置く」と覚えている方も多いと思います。この例題でいうと、主語 is largely based on —となります。

確かに、この語順のほうがキレイな表現になっていて、文法的にも完璧です。しかし、is based largely on は文法的に完璧ではなくても、構文が崩れているわけではないんです。

他の選択肢は、明らかに構文が崩壊しておりますので、消去法的に(B)が残ります。

もし、is largely based onとis based largely onの2つを選ぶときは、明らかに前者が正解となります。

TG Corporation’s success over the years is based _____ on its reputation for high product quality and service levels.
(A) large
(B) largely
(C) larger
(D) largeness

以上、瑛太郎からPart5 瞬殺の思考法でした。

最後までお読みくださりありがとうございました!